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☆今ここにある奇跡の光と共に☆ 花を贈るような気持ちで、日々の出来事や感動体験、映画『夢みる望遠鏡』のことなど、色んなことを綴ります♪


by 幸村みよ
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クマツヅラ


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映画『夢みる望遠鏡』のなかに出てくる薬草があります。
その名は「クマツヅラ」。


あまり詳しく書くと、
これから映画をご覧いただく方の
楽しみを奪ってしまうかもしれないので、
少しだけふれることにしますね。


もちろん、原作からクマツヅラは登場します。


では、なぜ、クマツヅラ、なのか?


それは、なんとなく、この薬草がぴったりだと感じた。
理由はそれだけです。笑。



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30代の頃、薬草療法の本が私の愛読書でした。


東城百合子さんやモーリス・メッセゲ氏、
エドワード・バッチ博士の本が
とくにお気に入りで、
ただ開いて、眺めているだけでも
心が落ち着き、いやされたものです。


東城さんの本に載っていた玄米スープもよく作りました。
玄米をとろ火で一時間半ぐらいかけて
黒く炒って、それを水で煎じ煮詰めて飲むんですけど、
やってましたね。
実家で作ったお米だったから、安心だったしね。
黒入り玄米を友人に配ったりもしていました。
仕事で忙しかったのに、
マメによくやっていたなと思います。



メッセゲ氏のハーブティーは、
その日の気分で自分でブレンドして飲み、
エッセンシャルオイルも愛用し、
バッチ博士のフラワーレメディーも
何種類か試しました。


フラワーレメディーは、青森だったかな?
東北の方で作っておられる方のを
知り合いを通じて取り寄せたりもしてました。


薬草そのものではありませんが、
オーラソーマが日本に紹介されて
間もないころ、リーディングを受け、
ボトルも日常的に使ってました。




そんなこともあって、
薬草の力を物語の中で紹介したかったのです。


効果を感じたからなんですね。




でも、じつは、
クマツヅラは知識としては知っていましたが、
実際の花を見たことがありませんでした。


映画の中でどうしてもクマツヅラの映像が
必要だったのですが、
ほかの撮影にかかりきりで、
気がつけば、9月後半になっていました。


咲いているクマツヅラを今年中に撮影できるのか?


スタッフに協力してもらって、
クマツヅラの情報を集めました。


植物園に行ったり、電話で尋ねましたが、
もう開花時期は終わっていました。


そんなとき、クマツヅラの記事を
書かれたブログを見つけたのです。
関西の方でした。


過去の記事だけど、もしかしたら…


ブログの情報を頼りに行ってみると、
咲いていました!!!


飛び上がるほど、うれしかったです!!!


この感動も映画作りの醍醐味、
といえるでしょう。


その一週間ぐらいあとに、
カメラマンの谷田氏とスタッフのエリサさんと
いっしょにそこに撮影に行きました。


映画の中に出てくるのは、
ほんの一瞬だけど、
じつはそんな撮影秘話がありました。


クマツヅラは、どこにでも咲いている
と思っていましたが、
今はどうも希少な植物のようですね。


映画の中で、クマツヅラの映像がでてきたら、
この話をちょっと思い出して、
注目してくれたらうれしく思います。




以下に、
メッセゲさんの本から
クマツヅラの説明を抜粋させていただきます。




『メッセゲ氏の薬草療法』
モーリス・メッセゲ著 より



【クマツヅラ】


 クマツヅラには二種類あります。一つは、全体が細めで貧相なもので、細い小枝を出し、花は小さく、短い葉にはひどく不規則な切れ込みがある種類です。これが「オフィシナル」種のクマツヅラで、見たところ、針金でできたような草です。もう一つは、もっとずっと大きな種類で、葉は広く、シトロンのような強烈な香りを発します。これは「シトロネル」種のクマツヅラ(ヴァーべナ)です。オフィシナル種はヨーロッパ原産で、空地や斜面や廃墟などによく茂り、ハチが好んで寄ってくる植物です。


シトロネル種のほうは、南アメリカ原産のものですが、十八世紀にヨーロッパに導入されてからは、南仏地方でどんどん栽培されるようになっています。こちらのほうが効力もずっと強く、現在、フランスでは、「クマツヅラ」というと、ふつうこちらのほうをさすようになっています。


オフィシナル種のクマツヅラは「野クマツヅラ」・「万病草」・「ネコのハッカ」・「肝臓草」・「血の草」・「聖なる草」・「魔法使いの草」・「魔法の草」などの異名があり、これをめぐっておびただしい伝説があります。ギリシャ・ローマ世界では、使節や貴顕にはこの草でつくった冠を捧げました。また神々の王、ユピテルの祭壇を清めるときには、この植物しか使わない定めでした。魔術師とか魔法使いなどといわれる人びとは、この草には、たとえば戦いで負った傷をことごとくなおすとか、勇者に不死の命を与えるとかいった魔力があるとしていました。


ガリア人はクマツヅラをヤドリギとほとんど同様に敬いました。中世の魔術師たちは、この草を使って不思議な術を行うと信じられていました。魔力をもつ媚薬にはすべて、クマツヅラが加えられました。もちろん薬草としても、万能薬として、黄疸・潰瘍・腎臓病・心臓病・歯痛・難産などに使われました。


今日ではなぜか、この草の名声は落ちてしまっています。私はこの草でほんとうに万病がなおるとはもちろん思いませんが、これの有効な作用を一再ならず経験しています。


クマツヅラには強壮作用があり、鎮痙作用があり(そこでノイローゼ・せき・不眠症・不安神経症に有効)、解熱作用もかなり強力です。また、体組織を浄化し、組織をひきしめ、傷や感染症のなおりをうながします。痛風・リウマチ・黄疸・熱病・神経症頭痛にはぜひこれを試してください。また、口峡炎・扁桃腺炎・のどの痛みに(うがい薬として)、頭痛に(ひたいに湿布します)、潰瘍・火傷・切り傷・青あざに(包帯用薬として使う)外用してみてください。



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by angelgarden33 | 2017-05-16 17:17 | ゆめぼう撮影エピソード | Comments(0)